2026.5.17 「オールオン4・ザイゴマインプラントの事前勉強会」に参加しました。 2026年05月17日(日)

このたび、2026年5月17日(日)、東京・品川で開催された、「All-on-4 & Zygoma Course」事前勉強会に参加してまいりました。
今回の勉強会は、DOUBLE TOKYO主催の「Cadaver Training in Hawaii + Tokyo」の東京パートとして行われたもので、講義とハンズオン実習を通じて、オールオン4やザイゴマインプラントに関する知識と技術を改めて深める大変貴重な機会となりました。

オールオン4は、歯を失った方に対して、少ない本数のインプラントで固定式の歯を支える治療法です。
しかし、単に4本のインプラントを埋入すれば成立する治療ではありません。患者様ごとの骨の量、骨の質、噛み合わせ、顎の形、将来的な清掃性やメンテナンス性まで考慮し、長期的に安定する設計を行うことが非常に重要です。
今回の勉強会では、オールオン4における治療計画の考え方、インプラントを埋入する位置や角度、補綴物との関係、そして術後のトラブルを防ぐためのポイントについて学びました。特に印象的だったのは、外科手術の技術だけでなく、治療前の診断と設計こそが結果を大きく左右するという点です。
また、上顎の骨が大きく失われているケースでは、通常のインプラント治療が難しい場合があります。そのような難症例に対して用いられるのが、頬骨を利用するザイゴマインプラントです。ザイゴマインプラントは高度な診断力と外科技術が求められる治療であり、誰にでも同じように行えるものではありません。今回の勉強会では、こうした難症例に対する考え方や、安全性を高めるための治療計画についても学ぶことができました。
当院では、これまでもオールオン4治療に力を入れてまいりましたが、今回の学びを通じて、改めて「本来のコンセプトに基づいた診断・設計・治療」の重要性を再確認しました。
患者様にとってインプラント治療は、単に歯を入れるだけの治療ではありません。しっかり噛めること、自然に笑えること、食事を楽しめること、そして長く安心して使えることが大切です。
そのためには、術前のCT診断、シミュレーション、外科手技、仮歯の設計、最終的な人工歯、そして術後のメンテナンスまで、すべてを一連の治療として丁寧に考える必要があります。今回の事前勉強会は、その基本をさらに深く見直す機会となりました。
今後も当院では、国内外の研修や勉強会に積極的に参加し、より安全で精度の高いインプラント治療を提供できるよう研鑽を続けてまいります。
骨量が少ないと言われた方、他院でインプラント治療が難しいと診断された方、総入れ歯でお悩みの方も、まずは一度ご相談ください。
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