58. All-on-4症例7選|入れ歯が合わない・歯がボロボロ・骨が少ない方のAll-on-4インプラント治療 2026年07月31日(金)
こんにちは。高崎駅前歯科です。
今回は、当院で行ったAll-on-4(オールオン4)治療の症例を7つご紹介します。
All-on-4とは、多くの歯を失った方や総入れ歯でお困りの方に対し、少ない本数のインプラントを支えとして、片顎全体の歯を固定するフルアーチインプラント治療です。
単に「4本のインプラントを埋入する治療」ではありません。患者さまの顎の骨の状態や骨質、噛み合わせ、見た目、清掃のしやすさ、将来的なメンテナンスまで考慮し、総合的に治療を設計することが大切です。
群馬県高崎市をはじめ、長野県・新潟県・埼玉県などでAll-on-4やインプラント治療をご検討中の方にも参考にしていただけるよう、実際の症例をもとに分かりやすくご紹介します。
症例1:上顎のAll-on-4
こちらの患者さまは、上顎に5本の歯が残っていましたが、レントゲンで確認すると顎の骨による支えがほとんどなく、歯ぐきによってかろうじて支えられている状態でした。
「しっかり噛めるようになりたい」「上の歯をきれいにしたい」というご希望で来院されました。



上の前歯は、笑ったときや会話をしているときに目立ちやすい部分です。そのため、上顎のAll-on-4治療では、噛みやすさだけでなく、歯の色や形、歯ぐきとのバランス、口元全体との調和まで考慮して治療を進めることが重要です。
上顎に4本のインプラントを埋入し、

手術当日に仮歯を作製・装着しました。

【手術前】

【手術翌日】
※仮歯は手術当日に装着しています。

手術当日に仮歯が入り、口元の印象も大きく変わりました。笑顔もより素敵になりました。
その後、見た目や噛み合わせの調整、歯磨き方法の練習を行い、約3か月後に最終的な本歯を装着しました。


All-on-4の上部構造は、歯だけでなく歯ぐきに見える部分までセラミックで作製します。
そのため、唇を大きく持ち上げると人工の歯ぐき部分が見える場合がありますが、自然に笑った際には、ご自身の歯と変わらず自然に見えるのでご安心ください。

最終的な歯が入り、さらに明るく素敵な笑顔になりました。
歯を失うと硬いものが噛みにくくなり、食事が炭水化物ややわらかい食品に偏ってしまうことがあります。
All-on-4治療によってしっかり噛める状態を目指すことで、お肉や野菜なども食べやすくなり、タンパク質をはじめとするさまざまな栄養を摂取しやすくなります。
また、噛むことは顎や口まわりの筋肉を使うだけでなく、脳への刺激や血流とも関係するといわれ、痴呆症の予防にも繋がります。噛めるお口を維持することは、食事を楽しむためだけでなく、全身の健康や生活の質を支えるうえでも大切です。
このようにAll-on-4は、現在のお悩みを改善するだけでなく、これから先の食生活や健康、生活の質にも長く関わる治療です。
症例2:上顎のAll-on-4+2本(All-on-6)を行ったケース
こちらの患者さまは上顎の歯をすべて失っており、上顎の歯ぐきと下顎の歯を使って食事をしている状態でした。
「上下の歯でしっかりと噛んで食事をしたい」とのご希望で来院されました。


一般的に上顎の骨は下顎と比べてやわらかいことが多いため、インプラントを埋入する位置や角度、初期固定の状態を慎重に判断する必要があります。

今回は、上顎に6本のインプラントを埋入するAll-on-6で治療を行いました。同時に左下の治療も行っています。

最終的な被せ物が入り、口元がきれいに整いました。


All-on-6の上部構造も歯ぐきに見える部分までセラミックで作製するため、唇を大きく持ち上げると人工の歯ぐき部分が見える場合があります。ただし、自然に笑った際には、通常の歯のような自然な見え方になりますのでご安心ください。
見た目だけでなく、噛み心地についても自然な仕上がりを目指しました。
CT検査によって顎の骨の厚みや上顎洞との位置関係を確認し、患者さまのお口の状態に合わせてAll-on-4・All-on-6の治療計画を立てました。
上顎のみの治療であっても、下の歯との噛み合わせやお手入れのしやすさまで考慮することが、インプラントを長期的に安定させるために重要です。
症例3:上下顎にAll-on-4を行ったケース
こちらの患者さまは、上下ともに残っている歯が少なく、全体的な噛む機能を回復したい、上下の歯をきれいにしたいというご希望で来院されました。


しかし、上下顎ともに顎の骨が少なく、他院ではインプラント治療が難しいと診断されたそうです。

当院ではCT検査を行い、顎の骨の状態や上顎洞との位置関係を詳しく確認したうえで、インプラントを埋入できる位置や角度を慎重に検討しました。
骨が少ない場合、一般的なインプラント治療が難しいこともあります。しかし、All-on-4では、インプラントを埋入する位置や角度を工夫することで、治療を行える可能性があります。
上下顎のAll-on-4治療では、噛む機能の回復だけでなく、笑ったときの歯の見え方や口元全体とのバランスも重要です。
患者さまのご希望を詳しく伺いながら、見た目・噛み合わせ・清掃性を考慮し、長期的に使いやすい補綴物を目指して治療計画を立てました。
上下顎にAll-on-4治療を行い、口元が大きく改善しました。


All-on-4の上部構造は、歯ぐき部分までセラミックで作製します。唇を大きく持ち上げると人工の歯ぐきが見える場合がありますが、自然に笑ったときには、通常の歯にのような自然な見え方になります。
症例4:上下顎のAll-on-4を行ったケース
こちらの患者さまは、ご自身の歯がボロボロになってしまい、自宅にあったセメントなどを使って歯を固定しながら、長年過ごされていました。
来院時には、歯が見えないほど多くの接着剤が付着している状態でした。

患者さまは歯科治療に対して強い苦手意識があり、何年もの間、歯科医院を受診できずにいました。しかし、「上下の歯をきれいにしたい」と決意され、当院へ来院されました。
歯科治療への恐怖心をできるだけ軽減するため、静脈内鎮静法を用いて、うとうとと眠っているような状態で手術を行うことになりました。
上下ともに多くの歯を失っており、本来の歯や噛み合わせの状態を確認することが難しく、噛み合わせ全体を一から再構築する必要がありました。
上下顎のAll-on-4・All-on-6治療では、単に上下へインプラントを埋入するだけではありません。噛む位置や顎の動き、歯の見え方、顔や口元とのバランスまで考えた設計が重要です。
All-on-4の手術当日に仮歯を装着しました。

その後は仮歯を使用していただきながら、噛み合わせ、見た目、発音、清掃のしやすさなどを確認します。
必要に応じて仮歯の形を修正し、患者さまにとってより自然で使いやすい状態を目指しながら、段階的に最終的な補綴物へ移行しました。
最終的な被せ物が入り、口元が大きく改善に綺麗になりました。


All-on-4の上部構造は歯ぐき部分までセラミックで作られているため、唇を大きく持ち上げると人工の歯ぐき部分が見える場合があります。ただし、自然に笑った際には通常の歯に近い自然な見え方になります。
症例5:上顎のAll-on-4を行ったケース
こちらの患者さまは入れ歯を使用して日常生活を送っていましたが、硬いものを噛むことができず、食事を楽しめないことに悩んでいました。
また、話しにくさや入れ歯の見た目にもお悩みがあり、上顎のAll-on-4治療を希望して来院されました。



CT検査などで顎の骨の状態を確認し、患者さまご本人のご希望も踏まえたうえで、All-on-4に2本のインプラントを追加するAll-on-6で治療を進めることとなりました。

治療後は歯がきれいに整い、口元の印象も大きく変わりました。


All-on-6の上部構造も、歯ぐきに見える部分までセラミックで作製しています。唇を大きく持ち上げた場合には人工の歯ぐき部分が見えることがありますが、普段の会話や自然な笑顔では、通常の歯のような自然な見え方になりますのでご安心ください。
症例6:上顎のAll-on-4を行ったケース
こちらの患者さまは、上顎の虫歯と歯周病が重度に進行している状態で、上顎のAll-on-4治療を希望して来院されました。



CT検査や口腔内診査によって骨の状態を詳しく確認し、患者さまのご希望も踏まえたうえで、All-on-4に2本のインプラントを追加したAll-on-6で治療を進めることになりました。

手術当日に仮歯の装着まで行いました。


仮歯が入ったことで、手術当日から綺麗な歯が入り、見た目も大きく改善しました。
症例7:上顎のAll-on-4を行ったケース
こちらの患者さまは、上顎の歯がほとんど残っておらず、食事をすることも難しい状態でした。
しっかりと噛める状態を取り戻したいとのご希望から、上顎のAll-on-4治療を希望して来院されました。



顎の骨や噛み合わせの状態を確認し、All-on-4に2本のインプラントを追加するAll-on-6で治療を行いました。

口元の印象も大きく変わり、自然で素敵な笑顔になりました。
All-on-4治療で大切にしていること
All-on-4は、4本のインプラントを埋入すれば完了する治療ではありません。
患者さまの骨の量や骨質、噛み合わせ、補綴物の強度、歯磨きのしやすさ、将来的なメンテナンス性まで含めて治療を設計する必要があります。
症例によっては、インプラントを4本ではなく、5本や6本使用する場合もあります。必要なインプラントの本数は、顎の骨や噛み合わせ、治療範囲などによって異なるため、精密検査を行ったうえで判断します。
歯を失うと硬いものを噛みにくくなり、食事が炭水化物ややわらかい食品に偏ってしまうことがあります。
All-on-4治療によってしっかりと噛める状態を目指すことで、お肉や野菜なども食べやすくなり、タンパク質を含むさまざまな栄養を摂取しやすくなります。
また、噛むことは顎や口まわりの筋肉を使うだけでなく、脳への刺激や血流とも関係するといわれています。
噛めるお口を維持することは、食事の楽しみを取り戻すだけでなく、全身の健康や生活の質を支えるためにも大切です。
このようにAll-on-4は、現在のお口のお悩みを改善するだけではなく、これから先の食生活や健康、生活の質にも長く関わる治療です。
高崎駅前歯科では、CT撮影や口腔内診査をもとに、顎の骨の状態、噛み合わせ、見た目、清掃性などを確認し、患者さま一人ひとりに合わせたインプラント治療計画をご提案しています。
群馬県高崎市をはじめ、長野県・新潟県・埼玉県などでAll-on-4、All-on-6、フルアーチインプラント治療をご検討中の方、総入れ歯が合わない方、歯がボロボロでお悩みの方、他院で骨が少ないためインプラント治療は難しいと言われた方も、どうぞお気軽に高崎駅前歯科へご相談ください。
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