2022年10月18日
右上の奥歯2本分をインプラント希望の患者様です。
インプラントを入れる場所に、骨が無いので、本来であれば歯茎のつけねあたりの横の骨から1センチほどの穴を開けて人工の骨を入れて、骨を造るサイナスリフト術が必要なケースです。
当院ではこのような場合でもインプラントを入れる部分のみから、同時に骨も同時に入れるので切開も小さく、痛みや腫れは最小限、短時間で治療が可能です。
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骨が無い赤い部分にインプラントを埋入予定です。
インプラント埋入後です。増骨も同時に行いました。(白く写っているところ)
骨とインプラントが十分にくっついたら、歯の型取りをします。
骨がある場合は一か月後、骨が無い場合は4か月後に歯を作ります。
2022年4月5日
インプラントを希望された、歯が折れて抜歯が必要な患者様です。
歯を抜くと同時にインプラントを入れていきます。
抜いた歯の穴と埋入したインプラントの隙間に人工骨を詰めています。
見た目を回復する為の仮歯を付けて完了です。
抜いた歯は割れてました。
他院で歯が割れていて抜歯が必要な診断をうけた場合、インプラントを希望されるのであれば、歯を抜かずに来院してください。抜いた日に切らない縫わないインプラントが可能です。
オペ前
オペ後
抜いてしまうと周りの骨がなくなり、インプラントが難しくなるので、抜歯と同時にインプラントがおススメです☆
2022年4月5日
インプラントを2本入れるだけで、総入れ歯の安定性が増し、しっかり噛めます。
まずは、インプラントを2本入れていきます。
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そして、インプラントの先の部分に装着したアッタチメント装置(でっぱりのボタン)が、入れ歯の内面に装着したアタッチメント(へっこみの部分)に、入るように作ります。
ここの装置に、両方がはまって装着される事に、入れ歯がしっかりロックして、固定されるので、入れ歯が安定してよく噛めるようになります。
上の義歯で最も違和感を感じる部分は上あごの部分ですが、インプラントでしっかり固定されてるため、その上あご部分(丸印)を空ける事が可能です。↓↓
インプラントデンチャー:装着側
インプラントデンチャー:装着前
インプラントを2本入れるだけで、総入れ歯の安定性が増し、しっかり嚙めます。
2022年1月28日
インプラント当日1日で歯が入る、ガイドを使った切らない縫わないインプラント
上下総入れ歯の患者様です。入れ歯で良く噛めないのが嫌で、インプラント治療にて自分の歯のように噛めるようになりたいとの事で来院されました。
まずは下の歯のインプラント治療を、ガイドを使って切らない縫わないインプラント治療を行いました。
《 ガイド 》
《 埋入前 》
↓
《 埋入後 》
普段は世界シェア率No1のストローマン社のインプラントを使用していますが、今回は骨が少ない為、アジアシェア率No1のオステム社のインプラントを使用しました。
オステム社のインプラントは、顎の骨が小さかったり、少ないアジア人に向いているように開発されたインプラントです。
またこのインプラントで1日で仮歯まで入れて、当日に食事をする事も可能です。
《 埋入前 》
↓
《 仮歯 》
《 埋入後 》
↓
今回の手術時間は1時間程度で仮歯まで入れる事が出来ました。
次の日消毒で来院しましたが腫れ痛みもなく自分の歯のように良く噛めると喜んでました。これで入れ歯からも卒業です!!
この患者様は次回は1ヶ月以降にセラミックの最終的な歯を作製する予定です。
それまでの間に、今度は上の歯のインプラント治療を、ガイドを使って切らない縫わないインプラント治療を行う予定です。
入れ歯よさようなら。これが完成する事にて、入れ歯での生活は卒業です。
ただ骨がない場合は人口の骨を使うのでケースによっては半年からかかる事もあります。
当院では、切らない縫わない、ガイドを使った腫れない痛くない1日で歯が入るインプラント治療が可能です。
2021年12月28日
本日はパンチ法といわれるインプラントの埋入手術を行いました。
パンチ法とは切らない、縫わない、出血の少ない、手術時間も短い埋入法です。
今回の患者様は右上の奥歯のインプラントの埋入手術をしました。
インプラントを埋入する位置に歯肉に小さな穴を開けます。
穴を開けた位置にインプラントを埋入して、その上にキャップを被せて終わりです!
パンチ法は、切ったり縫ったりしないので
出血も少なく、術後の腫れや痛みもほとんどありません。
実際に手術をされた方もすごい早く終わった!と
びっくりされていました(^_^)
この後、インプラントが安定するまで1ヶ月待って、
歯の型取りをして、セラミックの上部構造の歯を取り付けて、完成です。
2021年12月22日
今回は、歯がない部分にインプラント希望の患者様です。
2本分のインプラントですが、前の歯はまだ歯の根が残っている状態なので抜歯してからインプラントを埋入していきます。奥のインプラントは、歯肉に小さな穴をパンチで開けて、そこに埋入して終了です。
手前のインプラントは、抜歯即時埋入なので、抜歯してそのままインプラント体を埋入することができます。麻酔がしっかり効いているので痛みはありません。
骨が少ない場合は、同時に人工骨を入れて骨を十分に作ります。
切らない縫わないなので、腫れもほとんどない、抜糸もありません。
人工骨を入れた場合は、3~4か月骨がしっかり固まるのを待ちます。(4か月後の歯肉の中にインプラントがある状態)
骨とインプラント体がくっついているのを確認後、またパンチなどで歯肉に小さな穴を開け、ネジを取り付けて、歯肉が治ったら上部の型取りをして上部(歯の部分)を作っていきます。
色や形は周りの歯に合わせて作り、理想的に仕上げます。
上部(ダイアモンドセラミックのジルコニアクラウンの歯)が入り、インプラント治療は終了となります。
見た目も使い心地も本物の歯と同じような仕上がりで、違和感なくお使い頂けます(^-^)
2021年10月15日
幼少期の頃に抜歯してしまい両側1本の入れ歯を使用しているが入れ歯は不便なので、インプラントをご希望され、来院された患者様の症例です。

下顎両側5番欠損歯



下顎両側パンチ法(切らない縫わないインプラント)にてインプラントを埋入しました。

上部構造(ジルコニアセラミック)

模型上にてスクリュー固定

口腔内にて上部構造ジルコニアセラミックSET
埋入手術から2ヶ月で上部構造の型取り・3か月でジルコニアセラミックが入りました。
患者様には天然歯と区別がつかないくらい綺麗になったと喜んでいただきました。
2021年9月18日
左上の奥歯が痛くて来院された患者様です。
2D(レントゲン) 3D(CT)

レントゲンでは根尖にある病巣が
ぼんやりとしていてわかりずらい。
CTはレントゲンに比べて根尖にある病巣が黒くはっきりと写っている。
左のデンタルレントゲン(2D)を見ると、特に問題ない状態ですので、痛みの原因がはっきりわからず、とりあえず問題ないので様子見てください。といわれて治療が終わるかもしれません。
右のCTレントゲンの場合、見つける事が出来なかった奥歯の根っこにはっきりとした透過像が確認できて、たくさん膿がたまっていることが、はっきりとわかります。
正確な診査ができれば、正しい診断が出来て、それに対する正確な治療を行うことが出来ます。
この患者様は、麻酔してその場で膿を取る事が出来たので、帰るときには痛みもなくなりました。もちろん歯を抜くこともなく万事休すでした。
当院では歯科用CTも完備して診療を行ってます。
2021年9月11日
上顎6本インプラントの症例です。


今回は本数が多いので、ガイドステントを使用して、位置を決めてインプラントを埋入していきます。


麻酔をして十分に効いてから、正しい位置に素早く埋入できるよう、事前に患者様専用のガイドを作ります。そのガイドを使いこのような流れで行っていきます。
骨が十分にある場合のガイドステントによるシンプルな埋入の方法です。
麻酔が十分に効いているので術中の痛みはありません。
当院のインプラントの種類はすべて、世界シエア1位のストローマン社のインプラントを使用しています。
また体質や骨の硬さや量、厚みによっては、アジアシエア1位のオステム社のインプラントなどを使用する場合もあります。
欧米人と違ってアジア人の顎の骨は小さいので、アジア人向けに作られたインプラントシステムはサイズが豊富なので場合によって日本人の顎の大きさに最適です。

骨が十分にない場所にはソケットリフト法で人工骨を入れて埋入していきます。
人工骨を入れた場合でも、縫合は必要ありません。

一般的にはサイナスリフトという大掛かりな手術法にて、骨を作りますが、当院ではこのソケットリフト法を行うので、メスを使う必要もなく、切らないので腫れも痛みもほとんどなく治療が行えました。もちろん術中の痛みもありません。
左上6番目の歯は、骨がないので足らない部分に人口骨を使用してインプラント埋入しました。
左が埋入前、右が埋入後のCTです。


ガイドの位置にすべて埋入が終わったら、CTレントゲンで確認します。


治療時間は麻酔の時間も入れて1時間前後です。通常たくさんの本数を埋入するとなると時間もかかって患者様も疲れてしまい大変だと思いますが、こちらのガイドを使うとオペも短時間で終了します。
ガイドステントを使う事にて、歯肉に小さな穴を開けてそこにインプラントを入れるので、メスを使いません。歯肉を切らないので、針で縫う必要もなく早いです。
そして切ったり縫ったりしないケースなので、術中、術後の出血や痛みも少なく、オペ後の腫れも最小限に抑えることができます。また抜糸もいらないので、通院回数もその分少ないです。


上のセラミックの歯が入るまでは義歯を仮歯として使用します。
2021年7月2日
左下奥歯に抜歯後、入れ歯を作ったが、噛めないのでインプラントにしたいと来院された患者様です。


骨もしっかり再生されていたので、パンチ法インプラントでの施術です。
歯肉に穴を開けてインプラントを埋入する方法です。
歯肉切開しない・縫合しないので患者様への負担も少なく、手術時間も短縮されます。


補綴物は奥歯なので、費用を抑えたいというご要望がありましたので、
見えない部分はメタル(銀歯)・見える部分はプラスチック製の白い歯での仕上がりになりました。


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