今回の症例は、左下６番目の歯が虫歯で残根のみになってしまい、抜歯となるのでインプラントをご希望の患者様です。

抜歯と同時にインプラント埋入を行い、当日に仮歯まで入る治療法になります。

最初に、残せなくなった歯を抜きます。

本来は抜歯後に数ヶ月間、骨が出来るのを待つことが多いですが、今回はインプラントの埋入と骨を作る治療を同時に行う事が可能です。

ステントガイド（インプラントを正確な位置に入れる装置）を使い、方向を確認しながら早く正確にインプラントを埋入します。

インプラントが埋入されました。

インプラントと抜歯窩の隙間に骨が足りないので、人口の骨を入れます。

インプラントの埋入と増骨が終わったら、仮歯を作ります。

インプラントを入れた後、数ヶ月歯がない状態が多いですが、

当院の治療法では、インプラントを入れた日に、同時に仮歯（プロビショナルレストレーション）の作製をして、蓋の代わりとなるこの仮歯をつけます。

インプラント手術をした当日に本物の歯のような仮歯が入るので、見た目の心配も不要です！

こちらが埋入前、埋入後のCTレントゲンです。

埋入前

埋入後

赤い丸がある箇所に、当日、正しい位置へインプラントが埋入され、仮歯まで入りました。

抜歯、インプラント埋入、仮歯製作と別日で行ことが多いですが、今回の方法は全て同日に終える事が可能です。

治療回数も少なくして、患者様への通院回数などの負担も減らして進めていきます。

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